「想定内」の声も…大久保と宇佐美はアジア杯代表なぜ落選?
来年1月9日からオーストラリアで始まるアジア杯の日本代表メンバー23人が15日に発表された。
FWでは岡崎慎司、本田圭佑、豊田陽平、乾貴士、武藤嘉紀、小林悠と11月のキリンチャレンジ杯に呼ばれた6人が順当に選出された。軸になるのは、ブンデスリーガでゴールを量産している岡崎だろう。
Jリーグで2年連続得点王(18ゴール)に輝いた大久保嘉人、G大阪の3冠獲得に貢献した宇佐美貴史(リーグ戦10点、ナビスコ杯5点、天皇杯6点)のサプライズ選出は見送られた。
個人的には「想定内」である。大久保は、32歳という年齢がネックになっているはずだ。結果を残しているが、これまでアギーレ監督は、一度も大久保に興味を示したことがない。
宇佐美については、得点能力に加えてドリブル突破も大きな魅力だが、守備力に問題があると判断されたのだろう。相手ボールの時もプレスをかけるのではなく、前線に居残っているだけ。近代サッカーのFWは、前線からの守備に加え、ボールをロストしたら自ら取り返すという個人の責任も要求される。