代役続々で焦り…左ヒジ痛の巨人・山口に飛ばし過ぎ懸念
球団に要望しているのが指揮官だというのが、山口の不安に拍車をかけている。まるで自身の後釜を探しているように映っているのだ。
■誰かがストップをかけないと…
「山口はシーズン中からヒジを痛めていたわけだから、開幕に間に合わなかったり、シーズン中に長期離脱したときに備えて原監督は補強という形で手を打っているのでしょう。グアムへも球団トレーナー2人を派遣。ひとりはヒジとヒザの手術明けの長野のリハビリ経過を見るため。もうひとりは山口のケアをするため。ただ、監督は長野には『特別』と言い、開幕に間に合えばいいとしているのに、手術をしていない山口のマイペース調整は認めていない。生真面目な性格だけに、飛ばし過ぎを懸念する声も確かにありますが」(某球団関係者)
山口は「どんどん若い選手とか新人も入ってくる。ゆっくりはできない。キャンプからアピールしないと」とまるで若手のように意気込んでいる。
昨春のキャンプでは左肩を痛めて離脱。長年投げ続けてきたひずみは、肩、ヒジに確実に生じ始めている。誰かがストップをかけないと、原巨人の命綱はいつプッツリ切れてもおかしくはない。