ソフトバンク大隣憲司は「入浴剤入り半身浴」で体ケア
「以前、大きなケガをしましたから。やはり暇がある時は、基本的に遊びより体のケアを優先しています」
こう話すのはソフトバンクの大隣憲司(30)。13年に難病の黄色靱帯骨化症を患い、一時は選手生命すら危ぶまれた。懸命なリハビリの甲斐もあって昨季中盤、奇跡的に復活。シーズン終盤は先発陣の柱としてチームを日本一に導いた。「体のケア」の代表的なものが半身浴だという。
宿舎の自室のバスタブにぬるま湯を半分ほどためる。そこに炭酸ガスが湧き出る入浴剤を入れ、暇を見つけては体を癒やしている。
「もちろん寝る前が多いのですが、練習が終わって自室に戻った時にやることも。入浴代わりに30~40分ぐらいやるだけで、翌日の体の感じが全然違いますから。キャンプ中は疲れがたまりやすいですし、ケガをしないためにもやっています。今年は(昨年の)シーズン後半の調子を1年間ずっと保ちたい。暇つぶしなら、読書とかゲームより半身浴ですね」とは本人だ。