中日臨時打撃コーチ土井氏が太鼓判 高橋周“4年目の底力”
――どうやったら若手は育つのでしょうか?
「そりゃ、もっと使わないことにはダメです。ただ、いい選手なら監督も使うと思うんでね。選手たちも勝負をかけないといけない。主力が欠けたときは大きなチャンスなんです。勝負をかけないといけないときに、そこで割って入っていけるかですよ」
――たとえば巨人では、高卒2年目の坂本を8番で使い続けてレギュラーを掴んだ。
「あれにしても、二岡がレギュラーで出ていたら、出られなかったわけでね。いい選手は出てくるんですよ。そのチャンスがいつ来るかはわからないけれど、そのときに勝負をかけられる準備をいかにできるかが大事であってね。選手も勝負をかけなきゃいけない。その勝負できるための土台を僕らコーチがつくっているわけですから」