左打席でさっぱり…西岡が阪神打線の“ブレーキ”になる恐れ
「西岡は昨年の11月11日に右ひじの遊離軟骨除去手術を受けた。初のキャッチボールとティー打撃は翌月23日。その後もトレーナーが練習時間をセーブしながら、慎重に筋力回復を目指してきたが、元の状態には戻っていない。3月にも右ひじの違和感でオープン戦を欠場している。左打者はスイングの際、右手の引きが大事。外角球は左方向に打てるが、筋力が衰えているから内角球を振り切って右方向へ強い打球は打てない。右腕への死球にもナーバスになっていると思う」
ロッテ時代の同僚にホームランを浴びせた西岡は、「勝たなかったら意味はない」と言った。確かにその通りだが、左打ちの状態がこのままでは、相手バッテリーにとっては楽に1死取れる左打者に過ぎない。