筒香は「松井秀に匹敵」と高評価 好調DeNAに米国も熱視線

公開日: 更新日:

■山口には「何でもやれる投手」の評

 筒香は高校時代からメジャーに強い憧れを抱いている。

 一昨年、昨年のオフには懇意にしているトレーナーとともに2年続けてロスで自主トレを行い、多い時は1日9時間のハードトレーニングに加えて、栄養学も学んだそうだ。

「新人だった10年にはメジャーの好打者であるライアン・ハワード(フィリーズ)と同型のバットを持って入寮。メジャー屈指の強打者だったバリー・ボンズやケン・グリフィー・Jrのスイングを参考にしたこともある。遠征先では午前中、メジャー中継をよく見ているようです」(チーム関係者)

 メジャーが熱視線を送っているのは筒香に限らない。

「ヤマグチも体が大きくてタフだね(187センチ、97キロ)。彼は以前からメジャーに行きたかったみたいだけど、先発を経験してさらに評価が上がった。先発、ロングリリーフ、ショートリリーフと何でもやれるというのは魅力だよ。海外FAは17年オフだが、ポスティングでも獲得するチームはあるだろう」(前出のスカウト)

 首位を快走するDeNAは観客席のファンの声援が日増しに膨らんでいるが、メジャーの視線も熱さを増しつつある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…