筒香は「松井秀に匹敵」と高評価 好調DeNAに米国も熱視線
■山口には「何でもやれる投手」の評
筒香は高校時代からメジャーに強い憧れを抱いている。
一昨年、昨年のオフには懇意にしているトレーナーとともに2年続けてロスで自主トレを行い、多い時は1日9時間のハードトレーニングに加えて、栄養学も学んだそうだ。
「新人だった10年にはメジャーの好打者であるライアン・ハワード(フィリーズ)と同型のバットを持って入寮。メジャー屈指の強打者だったバリー・ボンズやケン・グリフィー・Jrのスイングを参考にしたこともある。遠征先では午前中、メジャー中継をよく見ているようです」(チーム関係者)
メジャーが熱視線を送っているのは筒香に限らない。
「ヤマグチも体が大きくてタフだね(187センチ、97キロ)。彼は以前からメジャーに行きたかったみたいだけど、先発を経験してさらに評価が上がった。先発、ロングリリーフ、ショートリリーフと何でもやれるというのは魅力だよ。海外FAは17年オフだが、ポスティングでも獲得するチームはあるだろう」(前出のスカウト)
首位を快走するDeNAは観客席のファンの声援が日増しに膨らんでいるが、メジャーの視線も熱さを増しつつある。