「当面は指名打者」 西武袴田コーチに聞いた森友哉の育成方針

公開日: 更新日:

 西武はなぜ2年目の森友哉(19)を捕手として起用しないのか。「将来の正捕手」として13年ドラフト1位で獲得しながら、指名打者での起用ばかり。敵地の交流戦では外野で使う可能性がある。打力がずばぬけているのは周知の通り。課題のリードやキャッチングにしても、実戦で経験を積むのが何よりの早道だ。首脳陣はなぜ森を捕手として教育しようとしないのか、20日の試合前、袴田英利ヘッド兼バッテリーコーチ(59)に聞いた。

――ちょっといいですか?

「どうしました?」

――将来の正捕手として期待する森になぜ、マスクをかぶらせないのでしょう?

「チームの状態がいいですし、森も打撃が好調。それに今は、銀仁朗(炭谷)が投手陣をうまく引っ張ってくれています。それがチームの安定を生んでいる。そういう状況で、無理に森を守らせる必要はないでしょう。森は日々の練習で上達しているとはいえ、まだ経験不足。もっと経験を積んでからでいいという判断です」

――「経験不足」は実戦でしか補えないと思いますが?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭