「来季も残りたい…」 本田圭佑ミラン残留宣言の“損得勘定”
なぜミランにしがみつこうとするのか? ハリルホジッチ日本代表監督の「所属クラブでレギュラーとしてプレーする選手を招集する」発言に大きく関わっている。
「ミランよりも力の劣る中位以下のクラブに移籍したとしても、そこでスタメンを張れるという確証はない。来季、ミランがすべてイタリア人選手になってしまうわけではないが、有望株のイタリア人若手選手を多く引き入れて助っ人を減らした場合、チームの弱体化は否めず、そうなると本田が主力として生き残る可能性も出てくる。そもそもミランは練習場や医療体制なども充実。サッカーをやるにはイタリア国内でもベストの環境です。慣れ親しんだミランでレギュラー争いをした方が得策。そう本田はソロバンをはじいているのです」(放送関係者)
日本サッカー協会は来月1日、6月開幕のロシアW杯アジア予選に向けた代表メンバー発表を行う。本田にも招集レターが届いており、代表入りは内定しているが、スピードとキレのなさでハリルホジッチ代表監督の評価が下落中。これで所属クラブでベンチ要員になってしまうと、代表からお呼びが掛からなくなる。
「絶対にミランでレギュラーを死守」。これが本田の狙いなのだ。