93年世陸マラソン「金」 浅利純子さんは3人の男の子の母親に
ところで、ご亭主とはどこで?
「パパは母校の秋田県立花輪高校陸上部の1学年先輩です。当時は上下関係が厳しく、言葉を交わすことはなかったんですが、私がダイハツに入社後、いろいろ悩んだ時期があって、その時、陸上部の仲間が励ましてくれましてね。パパはその中のひとりでした」
“パパ”は日本郵便の社員。市内の郵便局で内勤をしているそうだ。
一方、浅利さんはこの4月から、鹿角市役所生涯学習課所管の学校支援コーディネーターになった。
「これは担当する小学校の校内行事のお手伝いをする仕事で、簡単にいうと先生と保護者の橋渡し役。お世話になった地元に少しでも恩返ししたいという気持ちから始めたんです。きょうも午前中は1年生の通学路の安全確認に行ってきました」
市民ランナーとして、ランニングイベントや講演会の講師を務めることもある。
「3人の子供を抱え、基本的には日帰り圏内でやらせていただいてます。でも、一昨年の12月、鹿児島県阿久根市で開催された『あくねボンタンロードレース大会』にはせっかくの機会ですし、子供たちと行ってきました。パパ? 12月の郵便局員は超多忙です、ハハハ」