米大リーグ球宴 “お祭り男”トラウトが先頭打者弾&MVP
ア・リーグ西地区のスター選手が、いきなり魅せた。
米オールスターは14日(日本時間15日)、レッズの本拠地シンシナティの「グレート・アメリカン・ボール・パーク」で行われ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(23)が先頭打者本塁打を放った。
ナ・リーグの先発グリンキーの151キロの速球を振り抜くとライナーで右翼スタンドに叩き込み、両リーグトップの防御率1・39と好調な右腕の出はなをくじいた。
前半戦は324打数101安打の打率3割1分2厘、リーグトップタイの26本塁打、55打点。プホルスとともにア・リーグ西地区首位と好調なチームを牽引した。
昨季の球宴では2安打2打点をマークし、MVPを受賞。昨季限りで引退した前ヤンキースのジーターに代わってメジャーを代表する選手への飛躍を期待された。昨季のレギュラーシーズンでは打点王(111)を獲得し、リーグのMVPにも選ばれるなどブレークした。
メジャー5年目、23歳にして球宴にはすでに4度目の出場。今やメジャーを代表する“お祭り男”だ。