女子マラソンで日本記録 小鴨由水さんは指導&生保レディー

公開日: 更新日:

駅伝部は部員集めが悩みの種ですね。今の部員は3人。少なくとも6人そろわないと、公式大会に出場できないんです」

 各教室やサークルに所属しているのは10人前後。もっとも年齢層が広い九州ダックスで約30人だ。

「指導は基本的にマンツーマンです。速く走りたい、競技会に出たい、痩せたい、健康維持をしたいなど参加者の方の目標、目的はいろいろ。個別の身体能力を見極め、それぞれに適したトレーニングメニューを作成し、指導してます」

 98年に結婚。中2と小4の男の子がいるが、2人とも「走ることには興味ないみたい」と苦笑する。

「実は11年4月に離婚したんです。おまけに去年2月、元主人は仕事中に大動脈瘤解離で突然死してしまって。別れたとはいえ、子供たちにとっては大切なパパですし、週に1度は会って食事したり、遊んだりしてましたからね。心の中に大きな穴がポッカリあいたみたいで、立ち直るのにかなり時間がかかりました」

 つまり、現在はシングルマザーというわけだ。しかし、非常勤講師や臨時職員で生活は成り立つのか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…