江川氏は最初から論外 G高橋監督擁立は「賭博」の目くらまし
江川氏が監督に就任すれば野球賭博で地に落ちたイメージがさらに悪化するのは必至だったが、野球賭博があろうとなかろうと、とうの昔に監督候補からは外れていたのだ。
■高橋新監督をスキャンダルの中和剤に
「政権与党がよくやるじゃないですか。大臣のスキャンダルが発覚した直後に、明るい人事を発表したり、新たな政策をブチ上げたりして、国民の目先をかわす。あれと同じ手法ですよ」
こう言うのはプロ野球ファンの作家・吉川潮氏。
野球賭博で揺れる巨人が、その真っ黒なイメージを中和させるかのごとく高橋由伸(40)の監督就任をしきりにアピールしていることに関してだ。
「実際、NPBがドラフト前日に、わざわざ中間報告として笠原と松本竜も賭博に関わっていたと公表したのも巨人の意向が働いたからだといいます。一日も早く膿を出してこの問題にフタをすると同時にフレッシュで手垢のついていない高橋新監督をアピールすることでダーティーなイメージを払拭したい。巨人にはそんな狙いがあると聞いています」(球界関係者)