谷原逃げ切りも 「最終日バック9に見せ場なし」と評論家酷評

公開日: 更新日:

 雨が降ってグリーンはボールがよく止まった。しかしデッドに狙い、スピンがかかり過ぎてピンから遠ざかってしまうプロが多かった。つまりスピンをかけないで打つとか、バックスピン量を計算してどこに落とすか、という緻密な計算も日本人プロは下手なのがよくわかる。最終ホールでは2位に3打差をつけた谷原がティーショットを右へ大きく曲げた。

 プレッシャーのない状況でフェアウエーのど真ん中に打てず、しかも最終ホールをボギー。こんな締まりのないプロ大会は世界中どこを探しても、日本の男子大会だけだ。谷原は賞金ランク25位から一気に3位まで上昇した。谷原にプレッシャーをかけられなかった同組の藤本佳則(26)は2位で賞金2000万円。これでは「もらいすぎ」と憤りを感じるゴルフファンは多いはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁