その昔はJ・ニクラスやG・プレーヤーが来日すれば河野高明、安田春雄、杉本英世のビッグ3が一緒にプレーした。T・ワトソンやG・ノーマンには青木功、尾崎将司、中嶋常幸だった。そんな日本を代表する顔が今いないのだ。
「要するに松山英樹の次は石川ということになるわけです。今のプロは海外に出ていかない、活躍できない。それでは世界で顔も名前も覚えてもらえません。世界で知名度のあるプロが日本にはいなくなったということです」(前出・菅野氏)
世界ランク160位の石川のほうが、92位池田勇太、110位小平智、116位片山晋呉、121位の小田孔明よりも“アテンド”に適役というのだから、なんとも寂しい話だ。