評論家も改善提言 プロ野球「育成制度」のいびつな現状

公開日: 更新日:

 評論家の駒田徳広氏は、「プロ野球界への道を開くためにも、育成選手をどんどん雇用してほしい。ただ、それにはプロ野球の組織のあり方を再考すべき」と、こう続ける。

「一部の球団しか育成選手を抱えられないのは、二軍選手の給料が高すぎるからでしょう。一軍経験者で年俸2000万円、3000万円をもらっている選手が二軍に結構います。そんな今の一軍、二軍の仕組みを改める。米国がメジャー、マイナーで組織を分け、契約も別にしているように、待遇の格差を明確にするのはどうか。メジャー契約選手の人数の枠を決め、極端な話、二軍に落ちたら、マイナー契約になり、上限は年俸1000万円としてもいい。そうすればソフトバンク巨人以外の球団もさらに育成選手を雇えるのではないか」

 育成制度開始から10年。改革の時期に来ているのは確かだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主