澤穂希の影も レスリング吉田沙保里「フリー宣言」の裏側

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 レスリング関係者によれば、ALSOK在籍中から異業種の企業から吉田にCM出演のオファーが殺到していた。これまでテレビのバラエティー番組、ドラマ出演に加えてCDデビューまでしているとはいえ、企業に所属したままでは何かと制約がある。同社のイメージが色濃く残ったままでは、引退後の芸能活動に支障も出る。

「実際、これまでもALSOKのイメージが強過ぎるため、吉田をCMに起用したくても敬遠せざるを得なかった企業もある。同社に所属したままリオに出場するより、フリーの立場で4連覇した方が得策と踏んだのでしょう。リオ五輪を控えながら退社したのはマットを離れた後のイメージ戦略の意味合いもある」(前出の関係者)

 一部には「親友である澤穂希が所属する事務所扱いとなってCMタレント、芸能活動をやっていく」という話も漏れ伝わってくる。いずれにしても「霊長類最強の女」は、マットを離れてもなかなかしたたかだ。

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