“中年の星”山本昌が明かした「現役生活32年間」の秘訣
■基準を作って習慣にする
ただ、これだけは最低限やろうと決めたことは石にかじりついてでもやる方でした。キャッチボールにしても球筋をチェックしてから終わろうという感じで、常に“基準”を作ってやってきた。毎朝、顔を洗って、歯磨きするという程度のことを継続するのが得意かもしれません。
例えば体を動かそうと思ったとき、年を経るにつれて疲れやすくなったり、体が張ったりすることでしょう。僕自身も実際、体が痛い中でやっていました。
でも、ちょっとでも歩いたり、走ったり、無理のない範囲のことを継続していくことが大事だと思います。毎日、3分でも5分でもいいんです。
初めのきついなと感じる段階を乗り越えれば、それが習慣になる。体がいうことをきいてくれるようになります。小さなことでも継続してコツコツやれば、そのうち大きな成果を得られるようになるはずです。
これは体を動かすことだけに限らないと思います。禁煙や禁酒を1カ月間続けていて、ここで諦めたらもったいないと思いませんか?