年俸4.5億円減も…巨人・杉内に囁かれる「出来高」の仰天

“股”手術からの復活を目指す杉内（Ｃ）日刊ゲンダイ

　杉内の場合は年俸で４．５億円もの大金を返上している。ＦＡで獲得した大物という事情もあるため、球団としても最大限の「出来高」を設定するのは自然の流れ。

「復帰して一軍で投げさえすれば、最低でも１億円ではないか。ミソなのは『一軍で投げれば』というところ。打者なら『１打席でも』とか、巨人は励みにしろという意味で、これをよくやる。杉内クラスなら、それが２億円でもおかしくはありません」とは前出のＯＢである。

　一般的に出来高の最高額が年俸を上回ることはあまりない。が、そもそも昨年まで年俸５億円で４年契約だった男。それくらいの金額でなければ、リハビリに「やりがい」など感じないだろう。

　米大リーグのドジャースに入団する前田は、年俸は約４億円と抑えめながら、１年最大１４億４０００万円とされるインセンティブ契約を結んだことが話題になった。杉内もその辺の選手の金額とはケタが違いそうだ。