相手も勝って当然の格下 錦織メンフィス史上初4連覇の軽さ
連覇といえば、フェデラーはウィンブルドンと全米オープンで4連覇があるし、ナダル(同5位)は05年から14年の間に、全仏で4連覇と5連覇をやった。さらにナダルは、モンテカルロ・マスターズ1000で8連覇も達成。9連覇を狙った13年はジョコビッチに決勝で負けた。そのジョコビッチは、昨年11月のツアーファイナルで前人未到の4連覇を成し遂げ、11年から全豪を3連覇している。14年はベスト8も、15年から再び連覇し、今年のウィンブルドンも3連覇がかかっている。そんな大記録の前には、錦織の「4連覇」なんてかすんでしまうというものだ。
▽錦織のコメント
「4連覇できて、うれしい気持ちとほっとした気持ちがある。フリッツには明るい未来が待っている。毎年出場しているが、この大会はどんどんよくなっていると思う。素晴らしい決勝を戦うことができたし、プレーを楽しめた。何度もこの大会に出たいです」