澤が強メンタルと太鼓判も なでしこ大儀見に「10番」の重圧

公開日: 更新日:

 なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督(57)は、大阪で開催されるリオデジャネイロ五輪最終予選(29日=豪州戦、3月2日=韓国戦、4日=中国戦、7日=ベトナム戦、9日=北朝鮮戦)の前から「何とも悩ましい問題」を抱えていた。

 昨年12月、現役を引退したレジェンド澤穂希(37)のエースナンバー「背番号10」を誰に託せばいいのか――である。

「佐々木監督は当初、ゲームメーカーのMF宮間あや(31)に背番号10をつけさせるつもりでいたが、ミスを連発して試合に負けたりすると『澤がいれば……』と言われて余計なプレッシャーを背負わせることになり、宮間本人も背番号10をイヤがっていた。そこで佐々木監督は2月の石垣島での代表合宿中、エースFWの大儀見優季(28)を呼んで『背番号10を任せる』と話した。大儀見の代表通算ゴール数は、澤の83点に次ぐ歴代2位の55点。10年から欧州でプレーしているし、豊富な国際経験で重圧をハネのけて“普段通りの力”を発揮してくれる。そう佐々木監督は判断したのです」(サッカージャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した