ゴルフ国内ツアー開幕 韓国人プロ蹴散らす日本人女子は誰だ

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■強心臓を持つ20歳の柏原明日架

 もう一人は、ギリギリの賞金ランク50位でシードを獲得した柏原明日架(20)だ。本来ならボーダー上の選手はシーズン終盤になると緊張するものだが、柏原は能天気というか強心臓の持ち主。15歳からナショナルチームで活躍し、アマ時代の14年にはアクサレディスで4位、ほけんの窓口レディスで6位。輝かしい実績をひっさげてプロ転向するも、なかなか結果が出なかった。それでも日本女子オープンでは2位で出た最終日中盤、一時、単独首位に浮上。ところが17番で痛恨のトリプルボギーを叩き、初優勝を逃した。

 柏原は今季の目標を「今の自分にはない、他の選手に負けないものをつくり上げる」とし、イ・ボミ(27)については「ショットメーカーだなぁと思う。試合のどんな緊張した場面でも、それはブレることがない。確かに年齢差はあるけど、同じプロ。そんなことは言ってられません」と、心強い。

 若い女子プロたちのハツラツプレーに期待したい。

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