暴投、捕逸…巨人は“賭博ショック”で野球どころじゃない
9日、ソフトバンクとのオープン戦に臨んだ巨人は、3失策に暴投、捕逸とボロボロだった。
初回に一塁・ギャレット、二回に遊撃・坂本、四回に二塁・クルーズが相次いでポロポロやると、先発ポレダと小林のバッテリーもミスを連発。何とも締まらない内容に、「巨人らしくないよね。賭博ショックじゃないか」と指摘するソフトバンク関係者もいた。
新たに高木京が野球賭博に関与していることが発覚した8日夜、堤GMから一軍の選手、コーチ、関係者に福岡市内の宿舎で事情が説明された。外出は禁止となり、球場入りからカメラの放列に迎えられたこの日は、試合前からピリピリムード。高橋監督は「何もない」と賭博問題については語らなかったが、東京都内の球団事務所には9日夕方までに、メールで約80件、電話で約50件の苦情などが寄せられた。
「もっと徹底的に調査しろ」という内容が多かったという。
賭博とは無縁のギャレット、クルーズの助っ人2人が連続本塁打を放ち、守備のミスを帳消しにしたものの、新たに「4人目」が発覚したショックはありあり。ファンから厳しい目で見られることになるナインにとっては、「とても野球どころじゃない!」が本音だろう。