貴乃花親方「理事長選」強行出馬の陰に“裏金顧問”の暗躍
「宗像さんは週刊新潮誌上でいきなり八角理事長を批判した。本来ならまず、理事会で発言すべきことを週刊誌を使って公にしたわけです。そもそも理事が協会の内情を口外するだけでもおかしいのに、協会にダメージを与える情報を自ら発信するのは弁護士としていかがなものかということですよ。田舎芝居とか、出走ゲートに入った馬みたいと言われたことも含めて尾車さんは看過できないのでしょう」
北の湖前理事長の「遺志」でハッキリしているのは「土俵の充実」であって、それ以上でもそれ以下でもない。北の湖前理事長の右腕といわれた裏金顧問はいわば「負の遺産」だ。「同志」を強調する貴乃花親方が受け継ごうとしているのは、むしろ「負の遺産」ではないか。