笠原逮捕は口封じか 野球賭博で新たな選手浮上の可能性も

公開日: 更新日:

 日本野球機構(NPB)が調査に乗り出したものの、調査委員会の大鶴基成委員長は「(笠原容疑者らに)コンタクトを取っているが、応答がない」とノラリクラリ。4月末にようやく聴取に応じたが、このままウヤムヤになる可能性が指摘されていただけに、突然の電撃逮捕にはビックリだ。一体、何があったのか。あるプロ野球界関係者は「口封じ逮捕ではないか」と言い、こう続けた。

「賭博問題について、巨人もNPBも何とか丸く収めたいと考えていた。そこで早々に選手を契約解除したワケだが、最近になって笠原容疑者がメディアに露出し、賭博の手口などをベラベラ話すようになって大慌てになった。NPB調査委のメンツは丸潰れだし、笠原容疑者はあるテレビで、ナゴヤドームのバックスクリーンに表示された他球場の試合経過を見て、ブルペンにいた高木が『おっしゃ、と跳びはねていた』なんて詳細を語っていた。さらに違法カジノの出入りが球団にバレて代表に呼び出されたものの、『厳重注意だった。隠してくれた』なんてブチまけていた。NPBも巨人も、このまま笠原容疑者を放置していたら、何を言いだすか分からないとヒヤヒヤだっただろう。警視庁はそんな球界の意向をくんで逮捕に踏み切ったと思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ