職員逮捕の西武 会見告知に「賭博と無関係」記載の裏側
西武が11日、球団職員が大麻取締法違反(輸入)の罪で4月に起訴されていたことを発表した。
職員は今年1月に入社しており、米国からこの職員宛てに送られた郵便物に大麻が入っていたことが成田空港の税関で発覚。捜査当局から公表を控えるよう要請があり、この日、居郷球団社長が会見を開いて謝罪をした。
担当記者には「5時から球団職員の不祥事について会見を行います」とメールがあり、ご丁寧にも「野球賭博とは関係がありません」とも書かれていた。
「テレビ局を避けるためのただし書きと受け取りました。今や球団内の不祥事といえば、野球賭博関連を想像する。そうでなくとも、大麻輸入となれば夕方のニュースで扱うに値しますからね。でも、最初から何の会見か明かさずに野球賭博と無関係と言っておけば『わざわざ行く必要もない』と判断する社も多い」(放送関係者)
不祥事があると大変だ。