トゥーロン国際1次L敗退 手倉森ジャパンに「3つの問題」
「主力級とサブとの間に実力、経験の差が歴然とあり、サブが多くなるとこの日のギニア戦の後半のように攻撃に厚みがなくなり、守備の堅牢さが失われてしまう。右SB室屋(22=FC東京)がケガで大会不参加。左SB亀川(22=福岡)が初戦のパラグアイ戦で故障したとはいえ、SBの人材不足も大きな懸念材料です。ギニア戦では先制したFW富樫、前半39分に決勝ゴールを決めたFW南野(21=ザルツブルク)は及第点のプレーを見せたが、チャンスの数と比べるとゴール数が少ない。攻撃陣のより一層の奮起がないとリオ五輪本大会は、厳しい戦いを強いられることになる」
1次リーグ4戦目は強豪イングランド戦。日本時間28日午前0時15分キックオフである――。
▽手倉森監督のコメント
「勝っても(得点を)たくさん取ったわけではない。ミスや不注意が多く、是正していかないと(試合で)苦しみ、負けてしまう。今の(自分たちの)レベルを真摯に受け止め、タフに戦っていきたい」