楽天ウィーラー交流戦で爆発 外国人がセに行きたがるワケ
実際、06年にロッテから巨人に移籍した李承燁は打率.323、41本塁打、108打点の活躍で同年オフに4年総額30億円の大型契約を結んだ。
ブラゼルは08年に年俸1億円で西武に入団、同年オフに解雇されたが、翌09年途中に阪神へ行くと、10年に47本塁打を放って年俸2億円に到達した。阪神の育成選手からスタートしたバルディリスは、オリックスを経由して14年にDeNAに移籍。勝負強い打撃と堅実な守備で、年俸7500万円プラス出来高を稼いでいる。
投手での代表格は、08年からソフトバンクで4年間プレーし、12年に巨人入りしたホールトン。年俸6000万円から3倍以上の2億円まで跳ね上がり、巨人在籍2年間で21勝を挙げた。
「今年でいえばレアードとメヒアが1年契約だ。サイドレターに他球団への移籍の禁止条項が含まれていれば話は別だが、すでに阪神あたりが目をつけているらしいよ」
とは、セ球団の編成担当である。