敵はすでに白旗? ハム大谷が日本でモチベーション失う日

公開日: 更新日:

 評論家の山崎裕之氏は「そうは言いますが……」と、こう続ける。

「今季は開幕しばらくは調子が良くなかったが、今は制球も改善されていますからね。160キロを超える直球に、フォークやスライダーといったキレの良い変化球も投げる投手です。そう簡単に打ち崩せませんよ。例えば、リズムを崩すためにセーフティーバントを仕掛けるという策はありますが、160キロのボールをうまくバントするのは困難です。ファウルで粘って球数を投げさせる? 結果だけならともかく、それを最初からやろうと思ってできる選手なんて何人もいない。昔なら巨人の篠塚や落合くらいです」

 一方、打者大谷に対しては攻める余地があるという。

「どうも『大谷にぶつけてはいけない』という意識があるのか、内角攻めが少ない。これだけ凄い打者なのだから、抑えるためにも内角を投げないといけませんよ」(山崎氏)

■フェアな勝負ができない

 こうなると懸念されるのが大谷の心境だ。同じ日ハムの先輩であるダルビッシュは、11年オフにポスティングでレンジャーズに移籍。渡米前、こう語っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭