付かず離れず10年…バド金「タカマツ」ペアの微妙な関係
世界ランキング1位ペアが大逆転で頂点に立った。
リオ五輪バドミントン女子ダブルスの決勝が18日(日本時間19日未明)に行われ、日本の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組が、世界ランク6位のクリスティナ・ペーダーセン(30)、カミラ・リュダユール(32)のデンマーク・ペアを2-1で破り、日本初の金メダルを獲得した。
高橋、松友の2人は過去11戦して7勝4敗、直近の対戦では5連勝と相性のいいデンマーク・ペアに苦戦を強いられる。いずれも身長180センチ前後の相手の高さに翻弄され、自らのサーブミスもあって第1ゲームを落とした。
これまで上背のある海外勢には素早い展開で対抗してきた日本ペア。第2ゲームは一転して主導権を握る。相手の体力の消耗を狙って前後左右へ強弱を付けてのスマッシュやショットで揺さぶりをかけ、4度の連続ポイントを奪うなど、一方的な内容でタイに持ち込んだ。
流れは日本に傾きかけたが、しかし、第3ゲームは一進一退の展開。日本ペアは11-10と1点リードで前半を折り返しながら、エンドが替わった後半は3連続ポイントなどで逆に16-19と追い込まれる。