作新学院エース 今井達也が同級生に明かした「食と指先」

公開日: 更新日:

「食について意識が高いところがあって、(健康飲料の)水素水を買いだめして普段から飲んでいます。外で飲み物を買うときも、ジュースじゃなくトマトジュースを選んだり。食事については、細身で普段からあまり量は食べないんですけど、体重を増やすために時間をかけてご飯を食べるなど、地道に努力していました」

 指先の感覚も良いという。前出の篠崎が続ける。

「練習の合間にも、手を下に降ろした状態でボールを掴み、回転をかけて上げる練習を繰り返し、指先を鍛えていました。今年の春過ぎには、ボールが指にかかりすぎて、試合中に皮が裂けて血が出るほどでした。そうなると普通ならボールの質は落ちるはずなんですけど、今井はボールをかける指の位置をズラしても、スピンがかかったボールを投げ続けることができる。凄い投手です」

 優勝の瞬間、ナインと歓喜した今井は、「奇跡と思うくらい信じられない。実感がない」と言った。多くの大学から誘われながら、プロ入りに気持ちが傾いているという。自慢の快速球でプロでも勝ち星を量産するか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造