タカマツ「金」奥原「銅」に味方した“レフェリーの選択”
日本代表の朴柱奉監督(51=写真・円内)は、「それはあくまでも勝因の一つに過ぎませんが」と言って、こう説明する。
「飛ばないシャトルは強打してもスピードが出ない。海外勢に比べてパワーで劣る日本の選手がスピードで圧倒されるケースが少なくなるのです。使用するシャトルはレフェリーが決めるので選手はコートに入るまで分かりません。シャトルにしっかりと対応したこともメダル獲得の要因です」
高橋、松友組、奥原ともメダルを取るに値する実力の持ち主とはいえ、今大会はレフェリーと運も味方に付けたと言えそうだ。