難コースで首位発進 プロ2年目“関西娘”濱田茉優の素顔

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【日本女子プロゴルフ選手権 初日】

 大会初日のアンダーパーはわずか6人。プロ日本一を決める今大会は、日本女子プロ協会のコースセッティング担当・岡本綾子がコース設定を手掛けた女子ツアー史上最長の6750ヤード(パー72)の難コース。初日単独トップに立ったのはプロ2年目の濱田茉優(21)だった。

 濱田は今季19試合に出場しながら、初戦から6試合連続で予選落ちするなど、予選通過はわずか7試合。24位が最高だった。それがこの日はショット、パットが冴え、1イーグル、3バーディー、1ボギーの内容で、今季ベストスコアの「68」を叩き出した。

 ショートヘアがトレードマークの関西人。小学1年生で祖母に連れられ、ゴルフを始めた。小4の時、テレビのゴルフ中継を見てプロゴルファーに憧れ、その時、「プロになれる」と思ったというのだから大した自信家である。実際、プロテストは2回目で合格した。

 大阪学院大学高時代に日本アマでベスト8入り。卒業後は大学進学も考えたが、学生時代からお世話になった白山ヴィレッジGC(三重)に研修生として入社。そこでバッグ積みやコースの巡回など下積み生活を送った。

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