じん帯再建手術も 受難続きの竹内智香はスノボW杯で6位

公開日: 更新日:

 スノーボードW杯女子パラレル大回転の今季初戦が15日にイタリア・カレッツァで行われ、14年ソチ五輪銀メダルの竹内智香(32)は41人中6位に終わった。

 選手2人がそれぞれのコースを同時に滑ってタイムを競うこの種目。竹内は決勝トーナメントの準々決勝まで駒を進めたが、ソチ五輪パラレル回転金メダルのユリア・デュモヴィッツ(30=オーストリア)に敗れて4強入りを逃した。竹内は準々決勝で敗退した4人の中で予選タイムが2番目だったため、最終順位で6位に入った。

 今年の竹内は受難続きだ。3月のレースでは左膝十字靱帯を断裂して再建手術を受けた。懸命なリハビリの甲斐もあって開幕には間に合ったが、今月に入って未成年の選手による大麻使用や飲酒などの不祥事で、9日から竹内を含むスノーボードの全強化指定選手が活動休止を強いられた。全日本スキー連盟が定める行動規範に違反していなかった竹内ら一部選手は13日に活動再開を認められたが、開幕にむけた最後の調整に影響したのは間違いない。

 竹内は完全復活を目指す来年の世界選手権に間に合うか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動