イチロー開幕スタメンに追い風 マーリンズ主砲がWBC出場
スタントンはシーズン中もアーリーワークを行うなど、日頃から練習熱心。WBC閉幕後は急ピッチで仕上げてレギュラーシーズン開幕に備えるとみられ、早くもオーバーワークが危惧されている。疲労がたまりやすい状況ではある。
実際、前回13年大会も出場しているが、レギュラーシーズンは絶不調。シーズン途中に右太もも裏を痛めて長期離脱。出場116試合にとどまり、本塁打も前年の37本から24本に激減した。本人は故障の原因を明かさなかったが、当時のマイク・レドモンド監督は「春先から急ピッチで調整したのが災いした」とWBC出場の影響を否定しなかった。
ドン・マッティングリー監督は昨季のキャンプ中、「イチローが前年のように(チームトップの153試合に)出場すれば異常事態だ」と話したことがある。チームが「異常事態」になればなるほど、イチローにとってはチャンスになる。