米国2年目マエケン 出来高満額クリアに韓国人左腕の壁
昨季の前田は中4日の登板間隔や不慣れな米国生活の疲れもあり、シーズン終盤に息切れ。特にレギュラーシーズン最後の2試合から地区シリーズのナショナルズ戦まで3戦連続して5回を持たずにKO。投球にキレがなく、スタミナ不足は明らかだった。
今季の前田は少ない球数で長いイニングを投げるため、ツーシームなどの新球を習得した。「今年は登板数や投球回数を増やし、一年間投げ切って結果を残したい」(前田)と言うが、満額の出来高を手にするには省エネ投球でローテーションを死守するしかない。