本職は警官 ジャンプ“弾丸娘”フォクトが大舞台に強いワケ

公開日: 更新日:

「ドイツチームは小型軽量、中肉中背、長身細身、大型選手などタイプがいろいろ。フォクトは身長約172センチで、堂々たる体格です。筋力とパワーをつけて、体重の重さをアプローチのスピードに変え、サッツ(踏み切り)から弾丸のように飛び出す。サラは軽量なので向かい風の時は強いが、混合団体の時のように追い風だとストンと落とされる。フォクトは少々の追い風は関係ない。強靱な精神力は本職が警察官だからです。五輪や世界選手権の開催がない昨季は、練習量を抑えて昇進試験の勉強を優先し見事にパスした。ここぞという時の集中力はチームの仲間も驚くほどです。国内では地域貢献のイベントなどに進んで参加し子供たちにも人気があります」

 五輪や世界選手権では、いつも期待を裏切る高梨。今季4度目のW杯個人総合優勝や歴代最多に並ぶ通算53勝の「看板」も、フォクトの前ではかすむというものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した