松井秀喜に匹敵の評も 早実・清宮幸太郎を育てた家庭教育
スポーツ紙では“何十年に1人”の逸材がなぜか毎年出てくるが、早稲田実業3年の清宮幸太郎選手(18)は、間違いなく超高校級の怪物スラッガーと呼べるだろう。彼にとって高校最後の甲子園出場をかけた予選(西東京大会)が7月8日に開幕するが、その前に怪物の素顔を見てみよう。
■ニンテンドーDSを買ってもらえず……
低迷する巨人はもちろん、プロ野球の全球団にとって喉から手が出るほど欲しい逸材だろう。1999年5月25日(ふたご座)生まれの18歳。どんな子供時代を送ってきたのか?
耳にタコだろうが、父は早大ラグビー部出身の清宮克幸氏(49)。母の幸世さんも慶大時代にゴルフ部の主将を務めたアスリートだ。どちらも大学卒業後、サントリーに入社。宣伝部で働いていた1歳年上の幸世さんを“猛タックル”で攻略し、結婚している。ちなみに、幸世さんは幸太郎君を出産後に同社を退社した。清宮選手はこの両親の元で厳しく育てられた。
「携帯ゲーム機は禁止。そのため、小学生時代の幸太郎少年は同級生のやるニンテンドーDSを物欲しげに見ていたといいます」(スポーツ担当記者)