高卒新人6人目初打席HR ベイ細川は“イースタンの三振王”

公開日: 更新日:

 衝撃の一発だった。

 3日、DeNAの昨年のドラフト5位、高卒ルーキーの細川成也外野手(茨城・明秀学園日立高)が5番右翼で一軍デビュー。初回2死一、三塁の1打席目、バックスクリーン右下の電光掲示板を直撃する特大の本塁打を放った。

 高卒1年目の初打席初本塁打は、昨年のヤクルトの広岡に次いで史上6人目の快挙だ。

■「中田翔みたい」

 この細川、今年の春のキャンプでも特大の一発を放った。阪神との練習試合で左腕・島本からバックスクリーン右に本塁打。ラミレス監督は「中田翔みたい」「パワーは(元西武の本塁打王だった)カブレラ級」と舌を巻いた。

 明秀学園日立高3年時は中軸打者兼投手。「二刀流」で臨んだ最後の夏は投手として146キロをマークするなど、茨城県大会の決勝まで駒を進めた。かつて光星学院(青森)で坂本(巨人)を育てた同校の金沢監督によれば、「打球の飛距離とパワーはどの教え子よりも上」だそうだ。

 もっとも、高卒1年目とは思えない「打球の飛距離とパワー」は、ボールを捉えることが大前提になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…