DeNAドラ1の東克樹 バスケ選手だった父譲りの“負けん気”
東克樹(投手・21歳・立命大)が東家の長男として生まれた四日市市は、三重県の北部に位置する中京工業地帯を代表する工業都市だ。父・直史さん(49)は主に自動車の内装材を製造する工場に勤務している。
「事務の仕事をする普通のサラリーマンです。克樹が野球をやっていることで、自分の趣味を我慢したということはないですね。ゴルフだってたまにはやりますよ。スコアですか? 100前後ですね」(直史さん)
母の由紀さん(49)は看護師として医療の仕事に従事。
「食事についてはかなり勉強したようです。克樹が(大学の)リーグ戦が終わって合宿所から帰ってくると、回転寿司を食べに行くことがある。筋肉にいいからとサーモンばかり10皿ぐらい食べさせていました」(直史さん)
直史さんが建てた東家の自宅は敷地88坪、建坪50坪の2階建て。間取りは7LDK。克樹が子供の頃は庭にネットを張り、ティー打撃をやっていたという。直史さんはこの家で両親とともに2世帯で暮らしている。克樹の祖父も若い頃は白球を追い、現在は名古屋の大学に通う弟も高校時代までは野球をやっていた。