やくみつる氏も指摘…貴乃花親方は「虚言癖」の持ち主か

公開日: 更新日:

 さらには12月28日の理事会についてだ。週刊新潮によれば、貴乃花親方は当時の様子についてタニマチにこう話したそうだ。

「私は協会側に対して、処分理由の説明を求めた。しかし、周囲の理事から『今更そんなことを聞いてどうする』『なんでそんなことを聞く必要があるんだ』と横やりが入った。そんな状況に呆れ『もういいです』と言った」

 これもウソだ。理事会に出席したある理事によれば、「貴乃花親方は例によって『はい』とか、『ありません』などの単語は発したが、自ら処分理由の説明を求めたりはしていない」という。貴乃花親方はタニマチとやらにデタラメを話したことになる。

■発言が二転三転

 鳥取県警に被害届を提出後、協会に報告をしなかった理由について貴乃花親方は「県警から協会に連絡が入った時点で報告義務は果たした」と言いながら、「貴ノ岩ではなく別の部屋の力士だったら報告したかもしれない」とも話している。発言が二転三転したうえ、「事態の把握をしなければ、協会には報告のしようがない」との言い訳に至っては論外。「報告義務は果たした」「別の部屋の力士だったら」という自身の発言とも矛盾する。おそらく貴乃花親方自身、何をしゃべっているのか理解できないのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース