やくみつる氏も指摘…貴乃花親方は「虚言癖」の持ち主か
危機管理委員会はかねて、貴乃花親方の意見、考えが週刊誌や一部スポーツ紙に掲載されていることに不信感を抱いていた。12月25日の聴取では「本人が話さずに周囲に話させるのはどうか」と苦言を呈されるも、貴乃花親方はこう反論した。
「一切、そういう人に話したことはないし、話すよう指示したこともない。週刊誌の取材を受けたこともない」
しかし、その発言が出た後に「激白」記事を書いた週刊新潮、週刊文春ともに「記事に掲載した通り」と貴乃花親方の発言を全否定。フライデーも発言後に「激白5時間」と題し、貴乃花親方から長々と話を聞いた支援者の話を掲載している。
我田引水、事実を自分に都合良くねじ曲げ、追い込まれるとつまらないウソがポロポロ出る。漫画家のやくみつる氏はさる12日に出演したフジテレビ系の「バイキング」で、貴乃花親方について「その場を取り繕って否定するのは用心深いのか癖なのか、そういうところはある」と分析した。
それはつまり、世間一般で言う「虚言癖」ではないか。これにはさまざまなタイプがあるが、顕著なのは自己防衛本能が強いこと。やたらとプライドが高く、傷つくことに耐えられないから、自身を正当化させるためのウソを平気でつく。そうやってウソをウソで塗り固めてきたということになりそうだ。