伊調は引退危機 パワハラ告発された名将・栄和人氏の正体
レスリング日本代表は今後「700日合宿」を行い、選手のさらなる強化を図るが、早くも空中分解を懸念する関係者は少なくない。
「男女代表を統括する強化本部長でありながら、栄さんはいまだに女子に肩入れしている。男子はフリー、グレコとも軽量級こそメダル獲得が見込めるものの、現状では中、重量級の表彰台は厳しい。メダル量産が計算できる女子の強化に尽力した方が得策と考えているのでしょう。実際、男子の両スタイルはフリー、グレコの担当コーチに丸投げしている。代表合宿中に行われた、国際大会出場選手を決めるスパーリングに顔を出さず、担当コーチがメールで送った結果をもとに代表を決めたこともあったといいます。『女子だけではなく、もっと男も見て欲しい』とこぼす男子コーチもいます」(前出の関係者)
■伊調は「腹をくくれない」
伊調はこの日、所属するALSOKを通じて「告発状については一切関わっておりません」とコメントし、「しかるべき機関から正式に問い合わせがあった場合は、ご説明することも検討したいと思っています。(中略)私、伊調馨はレスリングに携わる者として、レスリング競技の普及発展を常に考えております」と言った。