代表選手も疑問符 カーリング協会はなぜ五輪人気生かせず
実は昨夏、この件に関してスッタモンダがあった。両角友が五輪代表を日本選手権に出場させないことに決めた経緯を聞くため、日本カーリング協会に質問状を送って幹部と面会。「今まで協会にこんなことを言う人がいなかったから、おかしいと思われるかもしれない。でも選手が協会に何も言えない、言わない、という環境じゃない方がいい」と話した。
しかし「(代表は)五輪に集中してほしい」という協会の方針は覆らず、「軽井沢ク」も「前年度優勝チーム選手への参加意思の確認を全く行わず、結果的に参加できない結論に至ったことは大変遺憾」と協会に注文を付けていた。
4年前、ソチ五輪イヤーの日本選手権は五輪終了(2月23日)の1週間後に開幕。なぜ今年の五輪代表は世界選手権を目指せない日程なのか。日本協会に問い合わせると、こんな無情な答えが返ってきた。
「今回は日本選手権の日程を遅らせると、世界選手権のエントリー締め切りに間に合わなかったので日本選手権を早めるしかなかった。日本選手権は世界選手権に合わせて逆算するしかないので」