指揮官が二軍落ち示唆…日ハム清宮“一軍残留”への最低条件
新人記録に並んだ。
8日のオリックス戦に5番・指名打者でスタメン出場した日本ハムの清宮幸太郎(18)が、第3打席で外寄りの変化球を右前打。デビュー戦から6試合連続安打とし、原辰徳(巨人)らが持つプロ野球記録に並んだ。八回裏の守備ではプロ初の左翼守備に入った。
この日は、大阪在住の父方の祖母が観戦に訪れたという清宮は「課題をクリアしてやっていけている。変化球を待って打つことができた」と笑顔。早実高での練習試合以来という左翼守備は試合中に言われたそうで、「見慣れない景色だったが、一軍の試合でミスはできない。いい緊張感でできた」と振り返った。
そんな清宮について栗山監督は、「いいことも悪いことも経験してほしい。(左翼守備は)幅が広がるというところを考えないといけない」と話した。
日本ハムは現在、打率.392の近藤が右足違和感で二軍調整中。助っ人のアルシアも6日のロッテ戦の走塁の際に左太もも裏の違和感で途中交代し、この日もスタメンを外れた。三塁が本職でポジションが重ならないとはいえ、長距離砲のレアードも背中の張りを訴え、2日の試合からベンチスタートが続いている。