J神戸入り報道のイニエスタ 巨額年俸3年100億円の出どころ
■年俸はすべて楽天が負担するのか
「イニエスタの神戸移籍が実現したら、年俸32億円を楽天がすべて負担するのか? という興味が湧いてきます」とサッカー関係者がこう続ける。
「約半分の15億円が実質的な年俸です。残りは日本企業とのスポンサー契約を橋渡ししたり、彼が地元で経営しているワイナリーからワインを大量に買い付けたり、そういった部分で補填していく。さらには神戸自体のスポンサー企業に『イニエスタで広告訴求力が何倍にも増える。来季から広告費をアップして欲しい』と営業を掛けられる。上積み分を年俸の一部に充当するというわけです」
ともあれ、楽天が巨大クラブのバルセロナの胸スポンサーに名乗りを上げたのは「楽天の所有しているメッセージアプリのViber、電子書籍のKobo、動画配信サービスのWuaki、Vikiを国際ブランドに育てるという思惑があった」(前出関係者)。
今回のイニエスタの移籍話は確かに大商いではあるが、ビジネス上の投資と位置付ければ、荒唐無稽な数字ではない。