米国にも存在? メジャーリーグにおける「忖度」の事例
■イチローの「会長付特別補佐」
また、戦力としては力不足であるため、契約が解除されても不思議ではないにもかかわらず、過去の球団に対する功績と、「50歳まで現役」と公言することで言外に引退することを否定していたイチローの「表現されていない意向」を総合的に判断したため、マリナーズは「会長付特別補佐」という称号を与えて球団に留め置いている。
このように見れば、形は違うとしても、日本でも米国でも、「相手の顔色をうかがい、迎合する」ということが、ごく当然のようになされていることが分かるだろう。