全仏に向けて調子を上げてきた。テニスのイタリア国際(ローマ)は16日、男子シングルス2回戦を行い、世界ランキング24位の錦織圭(28)が、同4位で第3シードのグリゴル・ディミトロフ(27=ブルガリア)にセットカウント2―1で逆転勝ち。4年連続の16強入りを決めた。
錦織は3―4で迎えた最終セットの第8ゲームでブレーク。土壇場で追い付くと、残りの2ゲームを連取して粘るディミトロフを退けた。錦織は3回戦で同28位のフィリップ・コールシュライバー(34=ドイツ)と対戦する。
▽錦織の話
「お互いにいい試合ができた。劣勢からもいいプレーができた。次(3回戦)も攻めるプレーを心掛けたい」