日大アメフト悪質タックルの根底に内田前監督の“嫉妬心”

公開日: 更新日:

「高橋さんは優れた高校生をスカウトし、主力どころも全日本クラスに育てた。周囲もそう認識しています。学内の人事権を持つ内田前監督はそれが面白くなかった。高橋さんを系列校である日大高の事務長に飛ばした揚げ句、高橋さんが育てた選手たちには特に厳しく接した。内田前監督の精神面を追い込む暴力的な指導は選手間で『ハマる』と呼ばれていましたが、『ハマった』選手のほとんどは高橋さんがスカウト、あるいは育てた連中でした。今回、悪質なタックルを実行した選手も内田前監督の暴力的指導に『ハマった』ひとりです」

 内田前監督にしてみれば、せっかく大学日本一になりながら、チームをつくったのは1年間だけ指揮を執った前任者だと言われることが腹に据えかねたのだろう。

 前出の元評議員によれば、「内田前監督はとにかく陰湿だった。イビリをやる一方、気が小さくて猜疑心が強い。大学日本一が前任者の手柄のように言われることに対する怒りが選手に向いた」という。

 いってみれば高橋氏に対する嫉妬にも似た感情が選手たちを「ハメる」指導につながり、くだんの「殺人タックル」を生んだことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議