日本のW杯16強に世界が嘲笑 ベルギー戦の惨敗を望む声まで

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■釜本邦茂氏も苦言

 世界中が非難しているのは、そもそも日本人は勤勉で何事も一生懸命に行うまじめな民族という認識が彼らにあったからだ。警告が少ない上、BBCによれば日本のファウル数28は、3試合を終えたチームの中で最少だった。

 実際、ここまで2試合はひたむきに走り、懸命にボールを奪い、番狂わせを演じてきた。西野監督も試合前まで「日本らしいクイックネスをもってゴールに向かっていく」と引き分けすら否定していた。それがゴールに向かうどころか、負け試合なのにその場に立ち止まってボール回しに終始したのだ。

 メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏はこう言った。

「2点以上の失点を避けたいという意図でしょうが、そのこと自体、リスキーだし、消極的なパス回しを見せられたスタジアムのファンはもちろん、日本国内でテレビにかじりついて応援していたサポーターにも不完全燃焼感しか残らない。引き分け以上の結果を残し、自力で1次リーグを突破する日本代表への期待を裏切る格好となった。個人的にも好ましい状況とは言えず、不快に思った人も多かったのでは?」

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