2年で引責辞任 いくつあっても足りない巨人オーナーのクビ
「とどめは先週発売の写真週刊誌フライデーに『巨人専属トレーナーが“わいせつマッサージ”被害女性が怒りの告発』という記事が出たこと。球団は『業務委託していた元トレーナー』などと“部外者”の立場を強調しているが、辞任の3つ目の理由としているのだから、乳もみなどのわいせつ行為は認めているわけで、これが最後の一撃となった格好です」
再発防止について石井球団社長は「正直申し上げて、これといった具体策が手元にあるわけではございません」と言うから、この先も何らかの不祥事が起きないとも限らない。老川オーナーは読売新聞大阪本社や東京本社の社長、グループ本社の最高顧問などを歴任した人物だ。しかし、これだけ巨人で事件や不祥事が頻発すれば、オーナーのクビはいくつあっても足りないだろう。
前日の試合で左脇腹を痛めた坂本勇人(29)がこの日、登録を抹消された。巨人は阪神に勝って6連勝。貯金を1としたが、球団トップの辞任と主将の離脱が重なり、雰囲気は必ずしも良くないことは言うまでもない。